パッケージの利用
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UsingPackages のヘルプには、つぎの項目について述べます。
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完全な形式 および 短縮形式 による呼び出し
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パッケージやサブパッケージの各関数には、コマンドを呼び出す際、関数名の長い形式 または 短い形式のいずれかを使用することによりアクセスできます。
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完全な形式
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パッケージの関数には、常に、長い形式の関数名を使用して、コマンドを呼び出すことによりアクセスすることができます。
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たとえば、 CurveFitting パッケージでは、補間多項式を計算するためにつぎの長い形式 で呼び出して使用してください。
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CurveFitting[PolynomialInterpolation](arguments)
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Student[LinearAlgebra] サブパッケージでは、行列A の階数を計算するために、つぎの 長い形式 を使用してください。
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Student[LinearAlgebra][Rank](A)
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長い形式の関数名は、短い形式の関数名が、前もって、with コマンド、with(PackageName, function) で定義されていない場合、あるいは、パッケージ関数の短い形式 がすべて with(PackageName)で定義されていない場合に必要となります。さらに、カレントのMapleセッションの他のオブジェクトが、PackageName パッケージの関数と同じ名前をもつ場合、関数 PackageName は、PackageName['function'](arguments) として未評価とするための引用符を使用することによりアクセスすることができます。
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短縮形式
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特定の PackageName 関数 の 短い形式は、with(PackageName, function) が入力された後、カレントの Maple セッションで使用することができます。 カレント のMaple セッションで、PackageName の関数名すべてについて短い形式を使用するためには、最初に、コマンド with(PackageName) を入力してください。
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たとえば、補間多項式を計算するためには、つぎの短い形式で呼び出して使用してください。(with(CurveFitting) は、すでに入力されていると仮定します。)
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PolynomialInterpolation(arguments)
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行列A の階数を計算するためには、つぎの短い形式で呼び出して使用してください。(with(Student[LinearAlgebra]) は、すでに入力されていると仮定します。)
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短い形式の関数名が利用できるパッケージ一覧を表示するためには、コマンド packages() を使用してください。詳細は、with を参照してください。
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モジュールメンバー
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パッケージの実現の基礎になっているものがモジュールである場合、そのパッケージから関数にアクセスするために、 PackageName:-function という形式を使用することもできます。記号 :- は、その右辺を評価しないため、 この形式で未評価とするために引用符を使用する必要はありません。この記法は、すべての情況で期待通りに実行するように書くすべてのプログラムの内部から PackageName のルーチンにアクセスするために推奨されます。詳細は、module を参照してください。
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パッケージ内の関数のヘルプを参照するには
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つぎのコマンドのいずれか1つを入力して、特定の PackageName の関数のヘルプページを表示してください。(なお、function は、PackageName 関数リストから選ばれた名前です。)
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?function (function が、Maple で1つしかない名前である場合)
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