なし

RemoveDirectory コマンドはディレクトリを削除します。

recurse: true または false

ディレクトリの削除を再帰的に実行するかどうかを指定します。recurse=false を指定した場合、RemoveDirectory コマンドは空のディレクトリのみを削除します。デフォルトは false です。

forceremove: true または false

ディレクトリの削除を強制的に実行するかどうかを指定します。forceremove=false を指定した場合、RemoveDirectory コマンドは maplet を表示し、ディレクトリを削除するかどうかをユーザーに確認します。デフォルトは false です。

FileTools[RemoveDirectory] コマンドは Maple 16 で導入されました。

Maple 16 における変更点についての詳細は、Maple 16 の新機能 を参照してください。

ディレクトリに対するシンボリックリンクはファイルと同様に扱われ、削除されます (つまり、リンクターゲットディレクトリに対する再帰処理は実行されません)。

dirName に "." や ".." を使用することはできません。

誤って使用した場合、このコマンドによって重要なデータが失われる可能性があります。十分に注意して使用してください。

mkdir("mydir");

mkdir("mydir/subdir");

FileTools:-Text:-WriteLine("mydir/subdir/testfile", "this is a test");

FileTools:-Text:-Close("mydir/subdir/testfile");

FileTools:-RemoveDirectory("mydir",recurse=true,forceremove=true);

FileTools:-Exists("mydir");