Groebner[IsBasis] - グレブナー基底のテスト
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使い方
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IsBasis(G, T)
IsBasis(G, T, characteristic=p)
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パラメータ
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G
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多項式の集合またはリスト
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T
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MonomialOrder または ShortMonomialOrder
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p
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(オプション) 標数
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説明
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IsBasis(G, T) では、単項式順序 T を基準として G によって生成されたイデアル I に対して G がグレブナー基底である場合、true が返されます。それ以外の場合、false が返されます。
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このテストには、ブッフバーガーの S 多項式基準 (G の各多項式ペアの S 多項式を G で割ったときに余りが 0 である時かつその時に限り G が I に対するグレブナー基底である) が適用されます。また、このテストにはグレブナー基底を計算するよりも長い時間がかかることがあります。
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引数 T は単項式順序です。使用できる単項式順序のリストについては、単項式順序ヘルプページを参照してください。
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オプションの引数 characteristic=p を使用すると、環標数を指定できます。デフォルト値はゼロです。
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互換性
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Groebner[IsBasis] コマンドは Maple 16 で導入されました。
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例
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| (1) |
この例では、G がグレブナー基底かどうか、または単項式順序どうかを示しています。
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| (3) |
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s := SPolynomial( G[1],G[2], plex(x,y) );
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| (4) |
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NormalForm(s,G,plex(x,y));
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| (5) |
ここで、 を使用して辞書式の単項式順序で G によって生成されたイデアルに対するグレブナー基底を計算 (約分) します。
>
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H := Basis(G,plex(x,y));
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| (6) |
| (7) |
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