LinearAlgebra[UnitVector] - 単位ベクトルの作成
使い方
UnitVector[o](i, d, cpt, outopts)
パラメータ
i - 正整数; 0 でない成分の沿字
d - 正整数; 結果として生じるベクトルの次元
cpt - (オプション) BooleanOpt(compact); compact 形式の出力を選択
outopts - (オプション) outputoptions=list の形をした等式; 結果として得られるオブジェクトのコンストラクタオプション
[o] - (オプション) 結果として生じるベクトルの向きを指定するために [row] (行)かまたは [column] (列)のどちらか一方を用いる
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説明
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UnitVector(i, d) 関数は i 番目の成分が 1 でその他全ての成分が 0 である d 次元ベクトルを返します。
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UnitVector[row](i, d) 関数は行ベクトルが返されることを除いて、UnitVector(i, d) と同じように働きます。向きオプションが省略されるか、 UnitVector[column](i, d) が使われたならば、列ベクトルが返されます。
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compact オプション (cpt) が省略されるか、または、呼び出し手順の中に単に記号として compact または compact=true の形で含まれているならば、結果はストレージを極小化するために設計された shape 関数を用いることにより構成されます。オプションが compact=false と入力されると、フルな長方行列が作成されます。
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outputoptions オプション (outopts) は、結果を作成する Vector コンストラクタに追加情報 (readonly, shape, storage, order, datatype, attributes) を与えます。
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この関数は LinearAlgebra パッケージの一部ですから、コマンド with(LinearAlgebra) を実行した後にのみ UnitVector(..) の形で使うことができます。ただし、長い形の名前 LinearAlgebra[UnitVector](..) を使えばいつでもアクセスすることができます。
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例
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with(LinearAlgebra):
UnitVector(4,5);
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| (2.1) |
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VectorOptions(%, shape);
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| (2.2) |
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UnitVector[row](1,3,compact=false);
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| (2.3) |
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VectorOptions(%, shape);
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| (2.4) |
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