テキストエリアコンポーネント
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テキストエリアコンポーネントは Maple の Standard ワークシートまたはドキュメントにテキストエリアを定義します。テキストエリアの内容が変更されると、このコンポーネントは他の埋め込みコンポーネントを呼び出すための動作、または一連の動作を実行します。
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テキストエリアの内容が変更されたときに動作を実行するには、TextArea Properties から開く項目が変更したときの動作ダイアログに実行したいコマンドを入力します。TextArea Properties を表示するには、ボタンを右クリック (Macintosh の場合は Control+クリック) してコンポーネントプロパティを選択します。入力するコマンドには、テキストエリアの内容が変更されたときの出力を表示する埋め込みコンポーネントが 1 つまたは複数指定されている必要があります。
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名前プロパティは DocumentTools パッケージのルーチンからテキストエリアを参照するために使用されます。
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テキストエリアの内容変更の出力を表示するには、追加のコンポーネントが最低でも 1 つ必要です。
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テキストエリアコンポーネントをカスタマイズするには、TextArea Properties のオプションを設定します。動作は DocumentTools パッケージのルーチンを使用するコンポーネントに関連付けられます。
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コンポーネントパレット上の画像
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テキストエリアのプロパティ
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下記表はテキストエリアコンポーネントのオプションによって制御されるプロパティとその用途の説明です。
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G 列の x はそのオプションが読み取り可能、すなわち、DocumentTools[GetProperty] ツールで取得可能であることを示します。
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S 列の x はそのオプションが書き込み可能、すなわち、DocumentTools[SetProperty] ツールで設定可能であることを示します。
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Option G S Option Type
editable x x true or false
enabled x x true or false
tooltip x x string
value x x string
visible x x true or false
visibleCharacterWidth x x positive integer
visibleRows x x positive integer
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内容の編集が可能か不可能かを示します。デフォルトでは真 (true) です。
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コンポーネントを有効にするかしないかを示します。動作が偽 (false) に設定されている場合、チェックボックスはグレー表示され、関連付けられている動作は開始できません。デフォルトでは真 (true) です。
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カーソルをテキストエリア上に移動すると表示されるテキストです。
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テキストボックスを表示するかしないかを指定します。デフォルトでは真 (true) です。
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1 行に表示できる文字数。デフォルトでは 15 です。
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テキストエリアに表示される行数。デフォルトでは 3 です。
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例
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この例ではテキストエリアコンポーネントに式を入力し、埋め込みコンポーネントを使用して式を 2-D Math 表記で Math Container (数式コンポーネント) に表示します。
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1. コンポーネントパレットからテキストエリアおよび数式コンポーネントを挿入します。Maple のパレットを表示する方法については、Show Palettes のヘルプページを参照してください。
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2. テキストエリアコンポーネントを右クリックし、コンポーネントプロパティを選択します。
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4. 表示されるダイアログに Int(x^2/sin(x), x) と入力し、OK をクリックします。
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Enter が押されたらテキストエリアに入力された式を取得し、数式コンポーネントに 2-D Math 表記で式を表示する動作を設定します。
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7. 項目が変化したときの動作の編集ボタンをクリックします。固定のステートメントおよび埋め込みコンポーネント間の動作の設定方法に関する追加情報が含まれているダイアログが開きます。
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8. ダイアログ内の end use; ステートメントの前に以下を入力します。
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Do(%MathContainer0=%TextArea0);
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コンポーネントの名前が正しく入力されていることを確認します。
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9. OK をクリックしてすべての変更を確定します。
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埋め込みコンポーネントの動作を設定する構文はワークシートでコマンドを実行することで確認できます。
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| (3.1) |
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参照
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ButtonComponent, CheckBoxComponent, ComboBoxComponent, DialComponent, DocumentTools, DocumentTools[Do], DocumentTools[GetProperty], DocumentTools[SetProperty], EmbeddedComponents, LabelComponent, ListBoxComponent, MathExpressionComponent, MeterComponent, PlotComponent, RadioButtonComponent, RotaryGaugeComponent, SliderComponent, ToggleButtonComponent, VolumeGaugeComponent
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