この関数を使うと、2 次元空間に テキストをプロットすることができます。入力 L は １つのテキストポイント または テキストポイントのリストか集合です。ここで 1 つのテキストポイントは、3 つの要素からなります。その最後の要素はテキストで、テキストポイントのはじめの要素で定義される座標上に置かれます。3 次元へのテキストプロットについては、plots[textplot3d] をご覧ください。

規定の整列法は、上下、左右ともに中央寄せです。オプション align = t を使い、この整列法を設定できます。ここで t は BELOW, RIGHT, ABOVE, LEFT または これらの集合です。textplot のその他のオプションは plot のオプションと同じです。plot[options] をご覧ください。

textplot は with(plots) または with(plots,textplot) で定義できます。また、plots[textplot] を使うと、定義せずにそのまま使えます。

with(plots):
textplot([1,2,`one point in 2d`],align={ABOVE,RIGHT});
textplot({[1,2,`one point in 2d`],[3,2,`second point in 2d`]});
textplot([[2,3,`first point in 2d`],[2,1,`second point in 2d`]],color=yellow);
p := plot(sin(x),x=-Pi..Pi): delta := 0.05:
t1 := textplot([Pi/2,1+delta,`Local Maxima (Pi/2, 1)`],align=ABOVE):
t2 := textplot([-Pi/2,-1,`Local Minima (-Pi/2, -1)`],align=BELOW):
display({p,t1,t2});