restart - 内部メモリのクリア
使い方
restart
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説明
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restart コマンドは Maple カーネルに内部メモリを消去させ、Maple は起動したばかりのように動作します。
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すべての識別名 (変数と手続き) は忘れられ、libname は Maple をはじめた状態にリセットされます。いかなるアーカイブから読み出された名前も読まれていないものとされます。そして Maple の初期化ファイルが再び読み込まれます。
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external_calling でロードされた共有ライブラリは、restart時にアンロードされます。 Java 外部呼出しで起動する Java Virtual Machineは、restart 時に終了します。
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Maple は割り当てられたメモリをオペレーティングシステムに返しません。その代わりに、Maple が使っているすべてのメモリは Maple 自身のフリーメモリのプールに返されます。このことから、restart の後、最初に起動したときよりも Maple が使えるメモリは少ないかもしれません。大規模な問題を実行する前にすべてを消去したい場合は、Maple を終了して、最大限のメモリ量を確保できるように新たなセッションを始めることをお薦めします。
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restart コマンドはトップレベルでのみ働きます。手続きの中からや read 文で読み込んだファイルの中からは実行することはできません。 そうしないとMaple が矛盾した状態に陥る可能性があるためです。
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すべての Maple 変数の値を消去することに加えて、restart は ほとんどの kernelopts および interface 設定をデフォルトの値にリセットします。これは初期化ファイルを再読み込みする前に行われます。次の設定がリセットされます。
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kernelopts(ASSERT)
kernelopts(assertlevel)
kernelopts(inline)
kernelopts(opaquemodules)
kernelopts(printbytes)
kernelopts('printlevel')
kernelopts(profile)
interface(ansi)
interface(autoassign)
interface(displayprecision)
interface(echo)
interface(errorbreak)
interface(errorcursor)
interface(imaginaryunit)
interface(indentamount)
interface(labelling)
interface(latexwidth)
interface(longdelim)
interface(plotdevice)
interface(plotoptions)
interface(plotoutput)
interface(postplot)
interface(preplot)
interface(prettyprint)
interface(prompt)
interface(quiet)
interface(rtablesize)
interface(screenheight)
interface(screenwidth)
interface(showassumed)
interface(verboseproc)
interface(warnlevel)
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例
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| (2.1) |
| (2.2) |
| (2.3) |
| (2.4) |
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