Maple 15 におけるコネクティビティの改良
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はじめに
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Maple 15 では、他のツールに対するコネクティビティにおいて次のような改良が提供されます。
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CodeGeneration
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CodeGeneration コマンドの optimize オプションとして、tryhard が利用できるようになりました。このオプションを利用すると、変換時に新しい内部オプティマイザを利用します。このオプティマイザは生成コードのメモリ使用量と処理時間を最適化するだけでなく、生成処理も最適化されています。
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HTTP
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新しい HTTP パッケージが加わり、ウェブ上のリソースからデータを取得しやすくなりました。従来 Sockets パッケージを用いてコードを何行も必要としたタスクが、ひとつのコマンドで実行できるようになりました。
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result := HTTP[Get]("http://www.maplesoft.com/"):
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| (3.1) |
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type(result[2], 'string');
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| (3.2) |
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Excel 接続の強化
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ExcelTools[Import] コマンドにより、インポートされるスプレッドシート内の空白セルに入れるデフォルト値を指定することができます。以前は、他のデータと混在する値のないセルをインポートする際には0.0 が割り当てられましたが、現在はemptycell=x オプションを利用して空白セルに入れる値を指定できます。
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Microsoft(R) Excel 用の Maple アドイン
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32-bit と 64-bit Windows の両方に対応。
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このアドインを利用可能にする方法については Excel ヘルプページをご覧ください。
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MATLAB スパース行列のインポートとエクスポート
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バイナリフォーマットのファイルに保存された通常の(密な) MATLAB 配列をフォーマットで読み書きに加え、ImportMatrix と ExportMatrix はスパース行列も読み書きできるようになりました。詳細は ImportMatrix のヘルプページをご覧ください。
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NXへのCAD コネクティビティ
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CAD[NX] パッケージに NX バージョン 7.0 のサポートが加わりました。
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