Maple 15 におけるグラフィカルユーザインターフェース(GUI)の変更
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このページには次の新規および更新された GUI 機能の概要が記載されています。これらの機能は、特に記載されていない限り、スタンダードインターフェースでのみ利用できるものです。
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新しい変数マネジャー
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変数マネジャーは、現在の Maple セッションの最上位レベルの変数のうち値が入っているものをリストに表示するので、現在どの変数が使われているかひと目で見ることができます。パレット内の変数をクリックすると、その値が表示されます。変数マネジャーから現行の Maple セッションに変数を追加する事もできます。Maple ドキュメント内では命令文をどのような順序でも実行できるので、変数の状態を監視するのに便利です。
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デフォルトとして、:= または assign コマンドを使って値を代入された全ての変数がこのリストに入ります。リストを全て見ることもできますが、重要なものだけに注目するため特定の変数を選択して見えなくすることもできます。パレットから変数を右クリックして unassign (値の取り消し)を選択すると、代入されている値をクリアすることができます。
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デフォルトとして、変数マネジャーパレットは起動直後にMaple 画面の左パネルに表示されます。変数マネジャーパレットが表示されない場合は、表示メニューから パレットに続き パレットの表示、 変数 と選択し、パレットを表示してください。
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新しいデータテーブル埋め込みコンポーネント
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データテーブルコンポーネント は、ワークシートに埋め込むことができます。この埋め込みコンポーネントはワークシート内の行列、ベクトル、配列にリンクされます。データテーブルコンポーネントをスライダー、プロット・コンポーネント、数学入力ボックス等の他の埋め込みコンポーネントと一緒に使うことで、自分で対話型アプリケーションを作ることが出来ます。
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新しい数学デモ
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Maple 15 では、数学の様々な概念を探求するための 40 を超える対話型デモを用意しています。このデモは、ツール メニューの デモ からアクセスできます。
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Maple 15 の新しい対話型デモにより、Maple は数学の教育・学習のためのリソースを拡張し続けています。これらのデモは、微積分前分野の諸概念を探求するための対話型の方法を提供し、その多くは遊び心のあるものです。詳細は デモ ヘルプページをご覧ください。
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さらに、これらのデモは Maple における対話型ドキュメントのプログラミングを学習するためのお手本となります。これらのデモのコードを学習すれば、Maple の埋め込みコンポーネントを使って自分のプロジェクトを作り始めることができます。詳細は、 デモ/詳細 をご覧ください。
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改良されたコンテキストメニュー
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数式に対するコンテキストメニューは、コンピュータの画面の大きさに合わせて変化するようになりました。数式を右クリック(Macintosh ではコントロールクリック)するとコンテキストメニューが利用できます。
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画面が小さい場合は、簡略版のコンテキストメニューが使用されます。もっと見る... から他のメニュー項目を見ることができます。この機能の設定については 表示オプション をご覧ください。コンテキストメニューについての一般情報は コンテキストメニュー をご覧ください。
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MapleCloud ドキュメント共有機能の強化
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MapleCloud ドキュメント共有機能で、フルテキストサーチが利用きるようになりました。これで MapleCloud のドキュメントの中のテキストまで検索できます。
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いくつかの点で MapleCloud ドキュメント共有機能の利便性が改良されました。アップロードボタンが加わり、ダイアログボックスのデザインが一新されたことで、ドキュメントや選択範囲を共有しやすくなりました。
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