LinearAlgebra[NullSpace] - 行列の零空間 (核) の基底の計算
使い方
NullSpace(A, outopts)
パラメータ
A - 行列
outopts - (オプション) outputoptions = list の形をした等式; 結果として得られるオブジェクトのコンストラクタオプション
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説明
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NullSpace(A) 関数は行列 A で定義される線形変換の零空間 (核) の基底を計算します。結果は (空かもしれない) ベクトルの集合となります。
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outputoptions オプション (outopts) は 結果を作成する Vector コンストラクタに付加情報 (readonly, shape, storage, order, datatype, attributes) を与えます。outputoptions が呼び出し手順に指定されていれば、それぞれの結果として得られるベクトルは指定された同じオプションを持ちます。
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この関数は LinearAlgebra パッケージの一部ですから、コマンド with(LinearAlgebra) を実行した後にのみ NullSpace(..) の形で使うことができます。ただし、長い形の名前 LinearAlgebra[NullSpace](..) を使えばいつでもアクセスすることができます。
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例
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with(LinearAlgebra):
A := <<6,3,0>|<4,2,0>|<2,1,0>>;
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| (2.1) |
| (2.2) |
| (2.3) |
| (2.4) |
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NullSpace( IdentityMatrix(3) );
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| (2.5) |
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B := Matrix([[1/3,1/2],[1/2,3/4],[1,3/2]],datatype=float);
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| (2.6) |
| (2.7) |
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