MapleSim Connector for FMI - Maplesoft

MapleSim Connector for FMI

MapleSim Connector for FMI




MapleSim Connector for FMI を使うと、MapleSim で作成した忠実度の高いマルチドメインモデルを他のモデリングツールと共有できます。FMI(Functional Mockup Interface)は、Modelica Association のサポートを受けて確立された、モデルを定義するための標準フォーマットで、異なるツール間でのモデルの共有を容易にします。このオープンスタンダードは、フルモデリング環境、有限要素法ツール、プログラミング言語などを含む、多くのモデリングツールでサポートされています。

  • MapleSim のオープンなモデリング環境と、柔軟な解析ツールを使用して設計することで、開発時間を短縮します。
  • モデルをFMU(Functional Mockup Unit)に簡単に変換して、他のツールにシームレスに組み込むことができます。
  • システムの高速で効率的なモデルコードを生成する MapleSim のコード生成機能を活用できます。
  • 生成されたコードをロイヤリティフリーで配布することで費用を節約できます。
MapleSim は、他の FMI 対応ソフトウェアで作成した FMI モデルをインポートも可能です。インポート機能は、MapleSim に組み込まれています。




エンジニアリングソリューション担当副社長の Paul Goossens が、MapleSim の FMI サポートと「ループ内」最適化機能の概要を説明します。

特徴

  • MapleSimモデルを、dSPACE® SCALEXIO®、LMS Amesim™、QTronic Silver®、IPG CarMaker®、VI-CarRealTime™、B&R Automation Studioなど、FMI標準のインポートに対応するツールにエクスポートします。
  • 忠実度の高いモデルを高速で実行する効率的なFMUコードを生成します。
  • MapleSim カスタムコンポーネントを含むモデルをサポートし、ユーザー定義のプロシージャを自動的に組み込みます。
  • パラメータやオプションの設定、生成されたコードの閲覧、モデルのエクスポートのための直感的なステップバイステップのインターフェースを備えた使いやすいMapleSimテンプレートを提供します。
  • Maple 言語コマンドが含まれています。これは、インタラクティブインターフェースの代替として、すべての機能へアクセスし、カスタムアプリケーション開発をサポートします。
  • シミュレーションがターゲットツールで行われた場合でも、MapleSim の結果管理ツールを使用して、エクスポートした MapleSim モデルを含むシミュレーション結果の表示、デバッグ、および可視化をサポートします。

FMI標準 は、Modelica協会によって維持されています。MaplesoftはFMI運営委員会のメンバーです。


モデルコード最適化のための記号的手法: FMI アプリケーション

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今日の製品の開発方法により、エンジニアはさまざまなサプライヤから部品を受け取り、最終的な製品に統合する必要性が増えています。多くの異なるツールで開発された作業を取り込み、統合されたシステムのリアルタイムの動作を正確にモデル化する能力が最も重要になります。モデル交換とコ・シミュレーションをサポートするオープンスタンダードを持つことは、エンジニアにとって多くのメリットがあります。このため、FMI は、エンジニアリングシステムの設計、テスト、および統合のための重要な標準規格として、ますます重要性を増しています。