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DynamicSystems[PhasePlot] - 周波数の位相のプロット
使い方
PhasePlot(sys, opts)
パラメータ
sys
-
System; プロット対象のシステムオブジェクト
opts
(optional) option = value の形式の方程式; PhasePlot コマンドのオプション値
説明
PhasePlot コマンドはシステムオブジェクト sys のサブシステムの伝達関数を周波数の位相としてプロットします。
sys が連続システムの場合は s 領域の伝達関数が算出され、s -> I*omega (omega は角周波数) で実周波数領域に変換されます。
sys が離散システムの場合は z 領域の伝達関数が算出され、z -> exp(I*omega*Ts) (omega は角周波数で Ts はサンプリング時間) で実周波数領域に変換されます。
PhasePlot コマンドにプロットオプションとして axis を指定すると、軸の目盛りが対数になります。この機能は、Classic Worksheet インターフェイスに使用されているデフォルトのプロットドライバでは使用できません。Classic Worksheet インターフェイスまたは Maple のコマンドラインでこの機能を使用するには、 を使用してください。詳細については、plot,device を参照してください。
オプション
opts 引数は option = value 形式で指定する任意の引数で、option には以下に説明されている名前のいずれかを指定できます。これらの引数はキーワードパラメータで、方程式の左辺がキーワード、右辺がその値です。各キーワードパラメータにはパラメータが渡されない場合に使用する初期値が割り当てられています。
以下は各キーワードパラメータの説明です。各説明の 1 行目は左辺にキーワード、右辺に値の型で引数の形式を示しています。真偽 (truefalse) 型の場合、キーワードのみを渡すことは真 (keyword = true) を渡すことに相当します。PhasePlot コマンドでは下記オプションの他に多くの標準のプロットオプションが使用できます。詳細については、plot,options を参照してください。
hertz = truefalse
周波数の単位を指定します。true の場合は単位が Hertz で、それ以外の場合はラジアン/秒です。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] によって割り当てられます。
linearfreq = truefalse
周波数軸の目盛りを指定します。true の場合、目盛りは線形で、それ以外 (デフォルト) の場合は対数です。
output = plot, data またはそれらのリスト
PhasePlot の出力を指定します。オプション値が plot の場合はプロット構造が返されます。オプション値が data の場合はデータが返されます。リストの場合、該当するプロット構造およびデータのリストが返されます。デフォルトは plot です。
データは、選択されたサブシステムが 1 つの場合は行列で、複数の場合は行列のリストとして返されます。それぞれの行列は 1 列目に水平成分、2 列目に垂直成分から成る 2 つの列で構成されます。
parameters = set( name = complexcons ) または list( name = complexcons )
sys におけるパラメータの数値を指定します。この設定は SystemOptions(parameters) の設定より優先されます。各方程式の右辺の数値はモデルを定義する式の左辺の名前に代入されます。代入時に、代入される値が正しいかどうかの確認は行われません。たとえば、複素数値を多項式の係数に代入することもできます。モデルの作成時にもともと複素数値が割り当てられていた場合は警告が発生します。
radians = truefalse
位相をラジアンで表すのか、または度数で表すのかを指定します。true の場合は位相がラジアンで表され、それ以外の場合は度数で表されます。デフォルトは DynamicSystems[SystemOptions] によって割り当てられます。
range = range( realcons )
プロット対象の周波数範囲を指定します。デフォルトでは、選択したサブシステムの伝達関数の零点および極の位置に基づいた適切な範囲がプロットされます。
subsystem = [ posint, posint ] またはそれらのリスト
多入力 / 多出力システムのサブシステムを選択します。選択する各サブシステムは、出力 (1 つ目) および入力 (2 つ目) の 2 つのインデックスで構成されるリストで指定します。たとえば、2 つ目の入力から 1 つ目の出力へのサブシステムは と指定します。複数のサブシステムを選択するには、リストリストを指定します。デフォルトでは、Fortran オーダーを使用してすべてのサブシステムが選択されます。すなわち、m x n のシステムでは、デフォルトのサブシステムのリストは [ [1,1], ..., [m,1], ..., [1,n], ..., [m,n] ] になります。
例
選択したサブシステムをプロットし、線幅と色のオプションによる変更は非同期であることを確認します。
参照
DynamicSystems, DynamicSystems[BodePlot], DynamicSystems[MagnitudePlot], DynamicSystems[SystemObject]
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