MapleSimConnector[ExecuteMCode] - MATLAB リンクを介して MATLAB(R) コード列のリストを実行
|
使い方
|
|
ExecuteMCode(codeStr, opts)
|
|
パラメータ
|
|
codeStr
|
-
|
string; 実行する MATLAB(R) コマンド文字列のリスト
|
opts
|
-
|
(省略可) option = value 形式の式; ExecuteMCode コマンドのオプションを指定
|
|
|
|
|
説明
|
|
•
|
ExecuteMCode コマンドは、入力文字列 codeStr に含まれる MATLAB(R) コマンド文字列を、MATLAB に送信して 1 行ずつ実行します。各行は、eol オプションに設定された文字列によって分離されます。
|
•
|
このコマンドは、path オプションで指定された場所に MATLAB の作業ディレクトリを変更した後に、各コマンドを実行します。
|
•
|
このコマンドは、入力された MATLAB コマンド文字列を検査して、mex コマンドが使用されているかどうかを判別します。使用されている場合は、MATLAB に mex が適切にセットアップ済みであることを確認する検査が実行されます。mex がセットアップされていない場合は、エラーとなります。mex コマンドのセットアップ手順については、MATLAB のマニュアルを参照してください。
|
•
|
また、このコマンドは、Simulink(R) が適切にインストールおよび設定されているかどうかも検査します。Simulink が検出されないと、エラーになります。Simulink をインストールおよび設定する手順については、Simulink のマニュアルを参照してください。
|
•
|
チェック過程終了後、CodeStr 中のMATLAB コマンド文字列は、一行ずつ Matlab[evalM] コマンドにより MATLAB に送られ実行されます。
|
|
|
オプション
|
|
opts 引数は、option = value 形式の省略可能な引数です。ここで、option は以下に列挙された名前の 1 つです。これらの引数はキーワードパラメータに相当し、等式の左辺がキーワードで、右辺は値です。各キーワードパラメータには、そのパラメータが渡されなかった場合に指定されるデフォルト値があります。
各キーワードパラメータの説明を以下に示します。各項の先頭行は引数の書式を表し、左側がキーワード、右側が値の型となります。型が truefalse の場合は、キーワードのみを渡すと keyword = と見なされます。
MATLAB ワーキングディレクトリのパスを指定。値が指定されていない場合は currentdir のパスを使用します。
行間の区切り文字。値が指定されていない場合はデフォルトとして改行文字("\n")を使用します。
|
|
例
|
|
>
|
with(MapleSimConnector):
|
>
|
ExecuteMCode("simulink;");
|
|
|
Download Help Document
Was this information helpful?