現在のセキュリティ設定の検索および更新

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Security[Config] - 現在のセキュリティ設定の検索および更新

	使い方
	Config() Config( name1 = val1, name2 = val2, ... )

パラメータ

name1, name2, ...	-	認められているセキュリティ設定の名前
val1, val2, ...	-	名前に対応する、ブール型の名前またはファイル設定リスト (下記参照)

説明

•	このルーチンは現在のセキュリティ設定を更新し、検索するためのものです。セキュリティ設定の変更はセキュリティが無効にされている場合にのみ可能です。セキュリティ設定への変更は再起動時に失われます。

このルーチンは現在のセキュリティ設定 (本ルーチンを呼び出す前の設定値) を name = val 形式の方程式の数列として返します。ここで name は認められているセキュリティ設定の名前で、val は名前によって、ブール値またはファイル設定リストのいずれかです。

引数 settings が与えられている場合は各 name = val の対が現在の設定に適用され、前の値が置き換えられます。

•	有効な name は以下のとおりです。

SECURE_READ_LIST	読み取り許可の設定リスト
SECURE_NOREAD_LIST	読み取り規制の設定リスト
SECURE_WRITE_LIST	書き込み許可の設定リスト
SECURE_NOWRITE_LIST	書き込み規制の設定リスト
SECURE_EXTCALL_LIST	外部呼び出し許可ライブラリの設定リスト
SECURE_NOEXTCALL_LIST	外部呼び出し規制ライブラリの設定リスト
SECURE_SYSCALL_ENABLED	system および ssystem の呼び出しを有効 / 無効にするブール型フラグ
SECURE_MODE	セキュリティを有効 / 無効にするブール型フラグ

与えられたファイル設定リストに SECURE_READ_LIST, SECURE_NOREAD_LIST, SECURE_WRITE_LIST, SECURE_NOWRITE_LIST, SECURE_EXTCALL_LIST, または SECURE_NOEXTCALL_LIST のいずれかの名前が付いた項目が含まれている場合、その項目はセキュリティ設定におけるその名前の現在の値に置き換えられます。

•	Maple エンジンのセキュリティの概要および関連する概念の説明については、Maple Engine Security のヘルプページを参照してください。

ファイル設定

•	ファイル設定は File Specification for Maple Engine Security のヘルプページで説明されている内容を持つ Maple の文字列です。

例

SECURE_READ_LIST = [], SECURE_NOREAD_LIST = [], SECURE_WRITE_LIST = [], SECURE_NOWRITE_LIST = [], SECURE_EXTCALL_LIST = [], SECURE_NOEXTCALL_LIST = [], SECURE_SYSCALL_ENABLED = false, SECURE_MODE = false

(4.1)

SECURE_READ_LIST = ["/tmp/*", "/usr/*"], SECURE_NOREAD_LIST = [], SECURE_WRITE_LIST = [], SECURE_NOWRITE_LIST = [], SECURE_EXTCALL_LIST = [], SECURE_NOEXTCALL_LIST = [], SECURE_SYSCALL_ENABLED = true, SECURE_MODE = false

(4.2)

SECURE_READ_LIST = ["/tmp/*"], SECURE_NOREAD_LIST = [], SECURE_WRITE_LIST = [], SECURE_NOWRITE_LIST = [], SECURE_EXTCALL_LIST = [], SECURE_NOEXTCALL_LIST = [], SECURE_SYSCALL_ENABLED = true, SECURE_MODE = false