Previous Releases of Maple Flow - Math Software for Engineering Calculations

Maple Flowの過去のリリースで追加された機能


このページでは、Maple Flowの過去のリリースで実施された機能強化の詳細をご確認いただけます。

現行バージョンのMaple Flow 2024の詳細はこちらをご覧ください。

Maple Flow 2023


Maple Flow 2023.3

Maple Flow 2023.3では、改良された計算エンジンのより効果的な活用と新機能の追加により、設計ワークシートの作成や作業をさらに効率的に行えるようになりました。

  • 計算評価の高速化。Maple Flow の計算エンジンを最適化し、計算処理の高速化、行列操作の円滑化、パラメータ更新のより素早い表示を実現しました。
  • 新しい円弧描画ツール。描画ツールバーに円弧描画ツールが追加されました。このツールを使えば、ワークシートに曲線を追加し、線の太さや矢印を調整して、ダイアグラムや回路図をよりわかりやすく描けるようになります。
  • マルチタスク時の生産性を向上。実行進捗バーが導入されました。これにより実行時間の長い計算のステータスを WindowsのタスクバーやMacのDockから素早く確認できるようになり、時間の管理をより効率的に行えるようになります。
  • ヘルプの追加。ヘルプシステムに新コンテンツが追加されました。統計や信号処理のテクニックを含む高度な機能をより簡単に使い始めることができます。
  • ユーザビリティの更新:Maple Flowがより使いやすくなる様々な機能強化:
    • ワークシートの並べ替え。選択してドラッグすることで、セクション全体を移動できるようになりました。
    • カラー・ピッカーのアップデートにより、テキストやプロットの色を簡単に選択できるようになりました。

この他にも、お客様からのご要望に応え、さまざまなインターフェイスの強化やバグ修正も行われています。

利用可能なユーザー:Windows版およびMacOS版の全てのMaple Flow 2023ユーザー。

screenshots of MapleFlow
Maple Flow 2023.2

Maple Flow 2023.2 のアップデートでは、新しい書式設定や注釈機能の実装、設計ワークシートでの単位管理や計算の実行を高速化する機能強化が行われています。

  • ページ設定と注釈によるレイアウトの強化。新しいドローイングキャンバスでは、ドキュメントに線や図形、注釈を自由に挿入できます。また新しいページ設定オプションでは、個々のワークシートの余白やページサイズを設定できます。
  • 単位の取り扱いに関する新しいオプション。カスタム単位機能では、特定のプロジェクト用に単位を定義することができるようになりました。また、グローバル単位系としてIPS(インチ・ポンド・秒)を選択できるようになりました。
  • 計算の合理的な評価方法がデフォルトに。多くのご要望を頂き、最近実装した「=」キー を使って計算コンテナを即座に評価する評価方法をデフォルトの挙動としました。その他のオプションも引き続き利用可能です。
  • ドキュメント内検索時のレスポンスが向上。ドキュメント内検索の処理や、ズームイン・ズームアウトの処理を高速化しました。
  • ユーザビリティの改善:Maple Flowをより使いやすくする様々な機能強化を行いました:
    • 移動や選択に関する新しいショートカット。Shift+Tabキーで前のコンテナに移動したり、タイプセットした行列や区分的な式をトリプルクリックで全選択したりすることができます。
    • テキストコンテナの背景色をすばやく設定。複数のコンテナの背景色を一度に変更できるようになりました。
    • テキストの変更を簡単に示す。取り消し線がすべてのフォントで利用できるようになりました。
    • リサイズ時の画像の縦横比保持。コーナーハンドルを使って画像サイズを調整すると、画像の縦横比が一定に保たれるようになりました。

利用可能なユーザー:WindowsおよびMacOSのすべてのMaple Flow 2023ユーザー。

screenshots of MapleFlow
Maple Flow 2023

Maple Flow 2023 へのアップデートでは、使いやすさや生産性を向上させる機能が新たに多く搭載され、ドキュメントの作成や管理が一層便利になります。

  • ドキュメントのレイアウトの標準設定をしやすくなりました。 ページ区切りやコンテナ配置の新たな設定が加わり、テンプレートやプロフェッショナルなワークシートの作成が簡単になりました。
  • データのインポートがより簡単になりました。データインポートアシスタントの搭載で、ワークシートにインポートするデータをポイント&クリックで素早く選択できるようになりました。
  • 単位をさらに扱いやすくなりました。 Maple Flow 2023では、キーボードを使用して計算内部の単位を設定することができるようになりました。また、以下のようなオプションが追加され、ミスや時間をもっと削減できるようになりました。
    • SI単位系もしくはFPS単位系を文書のデフォルトの単位系として設定することができます。特定の箇所で単位を変更することも可能です。
    • 手動で変更した単位をそれ以前に定義したものと一致させるよう、自動単位調整機能を導入しました。
  • 定義した変数の追跡が容易になりました。 新しい変数パレットでは、ドキュメントの任意の時点で既知の変数とその値のリストを表示し、これによって計算レビューをより速く行えるようにしました。
  • ワークシートの保護機能。 ワークシートを編集可能か不可能か設定できるようになりました。意図せぬユーザーによって編集されてしまうことを防ぎます。
  • ドキュメント操作のパフォーマンスが向上しました。 新しいキャンバスでは、空白調整の際の応答が速くなり、計算がよりスピーディに実行されるようになりました。

アップデートをご利用いただける対象者:新しい Maple Flow のリリース時にMaplesoft Elite Maintenance Planに加入していたお客様。(EMPに加入していらっしゃらなかったお客様は、Maplesoftの営業担当にご連絡いただければ、アップグレードをご提供可能です。)


Recorded webinar
What's New in Maple Flow 2023
Discover the new productivity features in Maple Flow 2023 that make it even easier to create professional-looking design documents.
Maple Flow 2022


Maple Flow 2022.2

Maple Flow 2022.2 アップデートで、生産性を高める新機能とインターフェースの強化により、ドキュメントの作成と管理をさらに簡単に行えるようになりました。

  • 計算評価のためのより速く、より直感的なワークフロー: 新しい評価方法のオプションにより、= (等号) を使用して、すぐ数式コンテナを評価し、結果を表示したり、依存関係にあるコンテナを再計算することができます。この機能は、より少ない操作で、計算の解にたどり着くためのシンプルな方法を求めるお客様の声に応えたものです。
  • より応答性の高いワークシート: Maple Flow は、画面に表示されている計算の評価を優先し、ワークシートの作業中の部分の計算をより速く更新し、スクロールダウンに合わせて、残りの計算を評価するようになりました。
  • コピー&ペーストの柔軟性を向上: 範囲選択や、別々に選択し対象を追加することで、複数のコンテナを一度に扱うことができるようになり、また、既存の数式の一部をコピー&ペーストすることも可能になりました。これによって、既存のコンテンツをすばやく再利用できます。
  • グリッドラインの新しいオプション : テキストや数式コンテナが自動的にグリッドに合わせられることで、より整理されたレイアウトにすることが可能になりました。また、グリッドラインの表示および印刷の有無を切り替えることができるようになりました。
  • プロット表示の改善: 3D プロットの視点を回転させて、明瞭な分析が可能になり、プロット上の単位表示もより明確になりました。
  • 例題ドキュメントの追加: 刷新されたアプリケーションギャラリーでは、さまざまなエンジニアリング分野にわたる新しいワークシートテンプレートを提供しています。
  • ユーザビリティアップデート: さまざまな機能強化によって、Maple Flow をより利用しやすい環境にします。 
    • 印刷設定メニューでは、印刷した際のページ上におけるセクションの見え方を変更することができます
    • 大きな文書で作業する際に、空白の追加や削除、セクションの展開がより速くできるようになりました
    • ズームインしたワークシートでのコンテナの移動がよりスムーズになりました。

対象ユーザー : WindowsとMacOS の Maple Flow 2022 全ユーザー。

screenshots of MapleFlow
Maple Flow 2022.1

Maple Flow 2022.1アップデートでは、ドキュメントの見た目をより自由にコントロールできる新機能が追加されました。

  • 数値書式のグローバル制御。  結果を工学、科学、固定表記のどれで表示するかを指定できます。このオプションは、すべての文書に適用されます。
  • ドキュメントへの画像挿入がより簡単に。サポートされている画像は、標準的なクリップボード操作で、他のソースから直接 Maple Flow にカット&ペーストできます。
  • トラッキングや記録管理のためのタイムスタンプ。ワークシートを印刷またはPDFにエクスポートする際に、ヘッダーやフッターにタイムスタンプフィールドを追加して、現在の日付と時刻の情報を含めることができます。
  • 書式設定オプションの追加。ヘッダー、フッター、ページの端に境界線を設定できるようになり、特に定型のテンプレートを作成する際に、文書の見栄えを向上させることができます。
  • 製品ヘルプの追加。ヘルプシステムに新しいコンテンツを追加し、最適化や信号処理の方法など、高度な機能を簡単に使い始められるようになりました。

対象:Maple Flow 2022の全ユーザー


Maple Flow 2022

Maple Flow 2022には、ワークフローを改善し、生産性を上げるための様々な改善が施されています。

  • 製品ヘルプの改善。新しいヘルプシステムは、作業に必要となるヘルプページのみを収録しています。その結果、探している答えを素早く簡単に見つけられるようになりました。また、ヘルプページは、Maple Flowドキュメントとして表示できるようになったため、例題をコピー&ペーストし、ご活用いただけるようになりました。
  • 簡素化されたインストール。新しいMaple Flowでは、Mapleのインストールが不要になりました。Maple Flow単体をインストールし、アクティベートするだけです。
  • 書式設定のオプションの追加。重要な結果やコンテナを強調するために、背景色の設定が可能になりました。
  • パフォーマンスの向上。パラメータを変更した際のドキュメントの更新が速くなりました。
  • ユーザビリティのアップデート。さまざまなインターフェースの強化により、Maple Flowは、より使いやすくなっています。
    • Tabキーを使って、コンテナのプレースホルダーを循環させることができます。
    • キャンバス上でのベクトル、行列、配列の再配置がよりスムーズになりました。
    • 評価に使用していた等号を削除すると、結果も削除されるようになりました。

対象:リリース時に保守(Maplesoft Elite Maintenance Plan)ご加入中の Maple Flow ユーザー (リリース時点でEMPに加入されていない方は、Maplesoft営業にご連絡して、アップグレードを入手いただけます。)

Maple Flow 2021


Maple Flow 2021.2.1

このアップデートは、一部の macOS ユーザーが経験した、シフトキー使用時に文字が二重に表示される深刻な問題を修正しています。

対象: macOSのMaple Flow 2021ユーザー



Maple Flow 2021.2

Maple Flow 2021.2 アップデートは、プロフェッショナルな技術文書を作成するための書式設定機能を提供します。 

  • セクションを使用したコンテンツの整理。キャンバスの領域をグループ化したり、折りたたんだりして、作業の見た目をシンプルにすることができます。セクションにはタイトルを付けることができ、セクションの境界線は、ご所望の見た目になるようにフォーマットできます。
  • コマンドの表示・非表示の選択。技術レビュー担当者向けにはコマンドラインを表示し、印刷用の文書では非表示にするなど、読者に合わせた書式設定が可能です。
  • 計算の更新を適用するタイミングの制御。一連の変更を行う際の計算の評価方法を、「自動評価」のオン/オフから選択できます。
  • 画像へのテキストの書き込みおよび描画。プロジェクト固有の情報を付けて、タイトルやヘッダーなどの画像をカスタマイズできます。
  • インターフェースの改善により、計算パラメータの変更や編集の際のレスポンスが向上しました。

対象:Maple Flow 2021の全ユーザー



Maple Flow 2021.1

アップデートには、以下の追加・改良が含まれています。

  • 印刷/pdfへの書き出し
    • ページサイズ(例:レター、A4など)と余白の定義
    • 印刷ページ/書き出しPDFのヘッダー/フッターの定義
    • キャンバス上にページの出力範囲を表示
  • 書式設定
    • テキスト/数式スタイルのサポート
    • Mapleベースのスタイルセットによるスタイルの切り替え
  • 数値計算モードとシンボリック計算モードの切り替え
    • 数値評価を極力抑えた「シンボリック(記号的)」評価モードの追加
    • シンボリック評価モードを「スティッキー」にすることが可能(スティッキーシンボリックモードが設定されている場合、すべての数学コンテナはシンボリックになります)
  • 日本語対応
  • その他、インターフェースの強化やバグの修正

対象:Maple Flow 2021の全ユーザー



Maple Flow 2021

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