新しい MapleSim リリースには、パフォーマンス、可視化、結果の共有などに重要な改良が加えられており、どのようなプロジェクトに取り組んでいても、MapleSim の使用感を向上させることができます。

- モデル構築の高速化とシステムモデルの整理が、 サブシステムの作成・更新手順がよりシンプルになることで可能になりました。
- シミュレーションの実行時間短縮を、初期化および定式化機能が向上した最新の MapleSim エンジンにアクセスすることで実現しました。
- モデルレイアウトの外観の向上を、コンポーネントのラベルをより明確にし、プローブとコネクタの自動配置を改善することで実現しました。
MapleSim のアドオンである MapleSim Web Handling Library は、ロールツーロールプロセスのシミュレーションを改善するための追加リソースを提供します。
新リリースでは、ウェブハンドリングやウェブプロパティ変換システムのシミュレーションをより簡単に作成できるよう、いくつかの改良が加えられています。
- 新しいスパンコンポーネントを使用してモデリング範囲を拡張し、加工や仕上げプロセスによるウェブ材料プロパティの変化を表現したり、ローラー間でたるみが生じるウェブ材料をシミュレーションできます。
- ローラーコンポーネントを追加することで、ウェブレイアウト構築の時間を短縮できます。新しい S 字ラップローラーとコンタクトローラーは、張力制御設計を評価する上で便利なオプションを備えています。
- 新しい組み込みローラーフレームパラメータにより、フレームの質量や慣性、ローラーペアのオフセットなど、ウェブシステムのレイアウトをより簡単に定義できます。
- 追加の可視化設定を使用すると、シミュレーションの実行時に、カラーグラデーションを使ってウェブ速度と張力の変化を素早く表示できます。
- MapleSim CAD Toolbox を使用した CAD ファイルの読み込みが高速化し、Inventor®、NX™、SOLIDWORKS®、Solid Edge®、 Creo Parametric™、Parasolid®、および他の CAD ツールの最近のソフトウェアリリースに対応しました
- お客様のご要望に応えた MapleSim Tire Library のアップデートにより、Pacejka Tire モデルでよりスムーズな結果が得られるようになりました。
- MapleSim Connector for FMIのパフォーマンス向上により、ツールチェーン間でシステムモデルをエクスポートする際の時間が短縮されました。また、更新された MapleSim Connector では、Simulink® へのエクスポートが高速化されました。
MapleSim Insight では、マシンビルダーに強力なシミュレーションベースのデバッグや 3-D 視覚化機能が搭載されました。
この新規リリースは、MapleSim 2022.2 エンジンに合わせ、ツールバーと結果管理ウィンドウを使用する際のユーザーエクスペリエンス全般が改善されています。