UseHardwareFloats 環境変数
使い方
UseHardwareFloats := flag
パラメータ
flag - true, false, deduced のいずれか
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説明
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UseHardwareFloats 環境変数は,Maple が浮動小数点計算を実行するときに、ハードウェアとソフトウェアのどちらの浮動小数点計算を利用するかを制御するものです。
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この環境変数は浮動小数点の rtable (Array, Matrix, Vector) に対して行われる計算にだけ影響を及ぼします。Maple の将来のバージョンでは,すべての浮動小数点計算をハードウェア浮動小数点環境の中で行うことを強いるときに、UseHardwareFloats を使うことになります。
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UseHardwareFloats のデフォルト値は deduced です。この deduced という値を設定しておくと、Maple は Digits 環境変数に現在設定されている値をもとにして、どの環境(ハードウェアかソフトウェアか)で計算をするかを決定します。もし Digits <= evalhf(Digits) ならば、ハードウェア浮動小数点計算が実行され、そうでなければ、ソフトウェア浮動小数点計算が実行されます。UseHardwareFloats の値は割り当て演算子を使って変更できます。
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