名前 undefined は Maple の予約語で、様々なやり方で発生、伝播しますが、通常は与えられた被作用子に対して演算を行なおうとした結果が数にならなかったことを表わします。

undefined の典型的な結果は、1 個以上の被作用子が undefined である演算、または trap (events を参照) の欠如した演算で、不正な演算または 1 個の数値で結果を表すことができない数学の演算によるものです。

異なった計算環境 (厳密、ソフトウェア浮動小数点等) による undefined はそれが混合した計算において発生した場合、適切な計算環境に変換することができます。

ブール値評価 evalb(undefined <> undefined) は常に false を返します。

Float(undefined) や undefined+I*undefined のような変種とは異なり、値 undefined を持つかを厳密に判定するためには、判定法 type(expr, NumericClass(undefined)) を使って下さい。

0 * infinity;

infinity - infinity;

frem(infinity, 2);

CopySign(1, 2*I);

NextAfter(1, 2*I);

evalb(undefined <> undefined);