電力システムエンジニアのための数学ソフトウェア

Maple Flowで電力系統保護システムの設計文書を変える

山火事の原因にもなるアーク放電のリスクを減らす、送電線の保護リレーや遮断器の設定の計算を行う。Maple Flowは、こうした業務にあたるエンジニアが迅速に基準を満たす設計を行えるようにする、強力な設計計算ツールです。

Maple Flowは電力系統保護システムエンジニアの業務にどのように役立つか?

Maple Flowは、電力系統保護システムエンジニアのみなさんの仕事の仕方に合わせて設計されています。

保護リレーや遮断機の効率的な計算

  • 強力な数学機能。内蔵の数学ツールやソルバを使用すれば、重要な保護リレーおよび遮断機の設計文書を素早く作成することができます。
  • スプレッドシートよりも柔軟。Maple Flowなら、わかりやすい数学表記で方程式を表示することができ、またパラメータ値と合わせて単位も容易に追跡できます。
  • 設計の時間を短縮。保護リレーの設定や協調設計の計算など、一般的なタスクの設計のテンプレートを作成してしまえば、次回以降の設計の際に再利用が可能です。

関係機関提出用の設計文書作成時のリスク回避

  • 根拠となる設計メモを一箇所に集める。Maple Flowは、関係機関へ提出するための設計文書に、図やメモ、解析などを簡単に追加できます。
  • レビューのしやすさ。Maple Flowは書式を柔軟に設定でき、最新の状態に素早への更新が素早く行われ、レビュアーが読みやすく、フォローしやすい計算ワークシートを作成することができます。
  • 外部ドキュメントへのリンク。一般的なファイル形式のデータからのインポートが可能で、手作業によるデータ入力ミスのリスクなく、管理ツールから結果や設定を抽出できます。

お客様と協働する世界的なソフトウェア会社

  • 信頼できるサポート。お客様の企業のエンジニアに当社の製品を最大限活用していただけるよう、当社のアカウントチームとテクニカルサポートチームがきめ細かにサポートし、お客様のニーズを満たすライセンスオプションを提供します。
  • 今お使いの計算ツールからのスムーズな移行。Maplesoftの移行アシスタントが、ExcelやPTC Mathcad®15からMaple Flowへの既存の設計ワークシート・ファイルの移行をサポートをします。
  • 私たちは、お客様の声に耳を傾けます。私たちは企業のお客様と協働し、製品管理チームにも直接アクセスしていただけるようにすることで、お客様のビジネス上の優先事項を理解し、弊社の開発ロードマップにお客様のご要望を盛り込んでまいります。

当社の担当者によるMaple Flowのデモをご予約いただけます。

使用例:Maple Flowを使用した保護リレーの設計



Maple Flowに搭載されているインポート機能を使えば、メーカーのデータシートやリレーデータベースからリレーの機器データを抽出して取り込み、式を作成することができます。設計ワークシートには、変電所や実際の保護リレー設定(通常、ASPEN OneLinerTM、DigSilent StationWareTM、ETAP StarTM、AcSELerator QuickSet®などの電力システム資産管理ツールで追跡される)のパラメータを盛り込むことも可能です。

また、送電網が時間とともに進化し、リレーの設定が変更されても、Maple Flowなら設計ワークシートのパラメータや結果の更新が簡単なので、新しい設定に即座に対応することができます。

Maple Flowは、さらに、補足分析や設計メモも簡単に用意でき、基準の遵守や監査要件への対応を示すレポートに使えば、プロ級の品質にすることができます。

Maple Flowの詳細:

アプリケーション:アーク放電計算 (IEEE 1584-2018)- 電力システムエンジニアの業務での Maple Flow の活用方法をご覧いただけます。

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