New Features in MapleSim - High-Performance Multi-Domain Modeling and Simulation - Maplesoft

MapleSimの新機能

バージョン2020



MapleSim 2020 製品ファミリは、シミュレーションの高速化、製造設備開発向けの強力な新しいツール、拡張されたモデリング機能などの様々な新機能を搭載しており、モデルの構築およびテストをより素早く行うことができます。


かつてないほど高速な計算を

MapleSim 2020 を使用することにより、見たい結果が高速に得られるため、プロジェクト全体のスピードを加速することができます。

  • エンジンの改良により大きなモデルも難なく処理できるようになり、モデルのシミュレーション結果をより素早く得ることができるため、解析やリアルタイムアプリケーションもよりスムーズに実行することが可能です。
  • モデル忠実度を損なうことなく高速計算可能なモデルを実現するための新しいモデル数式生成テクノロジーにより、非常に効率的な MapleSim モデルを活用することができます。
  • MapleSim Connector for FMI や Simulink 連携のための MapleSim Connector を使用してエクスポートされたモデルすべてに、これらの改良点が適用されるため、対象とするプラットフォーム上でエクスポートされたモデルを高速に実行することができます。
  • インターフェースの更新、機能拡張、高速実行など、改良されたパラメータの最適化およびパラメータスイープの Apps を使用することにより、より素早くに最適な設計パラメータを見つけ出すことができます。

製造設備開発向けの強力な新機能

MapleSim 2020 は、新しいコンポーネント、アドオンライブラリ、産業オートメーションに特化した連携ツールなどを搭載し、製造設備開発向けのデジタルツインの構築およびテストがより簡単に行えるようになります。

  • 自動で質量・イナーシャ計算を行うマルチボディライブラリの新しい機械要素、および新しい 3D 可視化機能により、正確なモデルを素早く構築できます。
  • グリッパおよび近接センサの新コンポーネントにより、機械荷重の変化や機械への動的衝撃を簡単にシミュレーションすることができます。
  • 新しい MapleSim Rope and Pulley Library (ロープと滑車) アドオン製品を使用することで、調整可能なパラメータで機械モデルに滑車システムの高精度モデルを組込むことができます。
  • カムフォロアの新しいジオメトリを定義して結果を視覚化することができる運動学的カムの生成 Appの拡張機能を使用して、より現実的な機械の可視化を行うことが可能です。
  • Maplesoft の新製品、MapleSim Insight を使えば、コンパイル済み FMU をサポートする産業オートメーションツールに MapleSim モデルを接続することができるため、お使いの他の産業オートメーション向けツールにシミュレーションや視覚的なデバッグを取り入れることができ、制御ストラテジの効果を確認するためにライブシミュレーション結果や 3D 可視化を見ることが可能です。

モデリング機能の改良

MapleSim 2020 では、コンポーネント、ライブラリ、解析ツールに様々なアップデートが行われており、設計プロジェクトにおいて有意義なモデル作成が行えるようになります。

MapleSim 2020 の改良されたアプリケーションおよびコンポーネントを是非ご活用ください。

  • マルチボディライブラリの新しい機械要素により、質量やイナーシャの計算を自動で行い、様々な機械構造のモデリングを高速かつ簡単に行うことができます。
  • グリッパおよび近接センサの新コンポーネントにより、荷重の変化など、機械シミュレーションにおける移動物体のダイナミクスをシミュレーションすることができます。
  • バッテリパラメータ ID アプリケーション用の新しいインターフェイスにより、バッテリモデルの解析をより簡単に行うことができます。
  • 速度が大幅に改良されたため、MapleSim Heat Transfer Library アドオンを使ったシミュレーションを向上させることができます。
  • Flexible Beam の 3D 可視化により、より現実的なマルチボディモデルが提供されます。
  • 多数の MapleSim コンポーネントアイコンが刷新され、必要なものを簡単に見つけられるようになりました。
製品!

MapleSim Insight

機械制御ストラテジに対するシミュレーションベーステストは、バーチャルプロトタイピング、およびバーチャルコミッショニング(仮想的な試運転)におけるデジタルツイン利用の重要な要素となっています。残念なことに、多くの産業オートメーションツールが、機械レベルのシミュレーションベースコントローラテストに対して提供できるオプションは限られており、それらのオプションにおいても全く新しいプラットフォームの開発が必要となるため、この手法導入がなかなかうまく進まないことがあります。 MapleSim Insight では、製造設備開発向けに強力なシミュレーションベースのデバッグや 3D 可視化機能を搭載させることで、お使いの産業オートメーション向けツールに直接接続できるようにするため、コントローラのシミュレーションベーステストを簡単かつ効率的に実行することができます。 MapleSim Insight では、素早くバーチャルフィードバックを行うための 3D 可視化、およびテストやデバッグに関する正確な答えを得るための 2D プロットの両方が提供されるため、必要な詳細情報を必ず入手することができます。MapleSim Insight は大部分の一般的な産業オートメーション向けプラットフォームにリアルタイム接続できるため、実際の試作機(プロトタイプ)を構築する前に、制御ストラテジが機械に対してどんな影響を与えるかを検証することができます。

  • リアルタイムに制御ストラテジの影響をテストし、実際の機械を使わずに、問題を解決したり性能を最適化したりすることができます。
  • リアルタイム実行されたモデルの 3D 可視化により、制御ストラテジ開発のための高品質な CAD ベースの参考データを得ることができます。
  • 2D プロットおよび 3D アニメーションの両方を使用し、複数のテストシナリオからの結果を比較することができます。
  • コンパイル済み Function Mock-up Unit (FMU) をサポートするお使いの産業オートメーション向けツールすべてで、MapleSim Insight をご利用いただけます。

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MapleSim Insight
Ropes & Pulleys

MapleSim Rope and Pulley Library (ロープと滑車)

新しい MapleSim Rope and Pully Library (ロープと滑車) を活用することで、機械開発の一部としてウィンチおよび滑車システムを簡単に作成することができます。MapleSim のこのアドオンライブラリを使用すると、ロープおよび滑車システムのダイナミクスをモデリングし、システムの性能を強化された 3D 可視化で表示することができます。この Rope and Pulley Library (ロープと滑車) を使うことで、機械モデルにロープ、チェーン、ケーブル、滑車などを追加して精度を高めることができます。

  • 定滑車、動滑車、ウィンチ、ロープ、チェーン、ケーブルなどのコンポーネントを使って、2D および 3D 滑車システムを作成することができます。
  • 滑車の滑り、チェーンの質量、ケーブルの曲げ、風荷重など、ロープおよび滑車システムのリアルな動作を組込むことができます。
  • 力の矢印とカラーマッピングを使って、マテリアルフローとシステムの張力を表示する 3D 可視化で、システム挙動を検証することができます。

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過去にリリースされた MapleSim の新機能

MapleSim 2019
MapleSim 2018
MapleSim 2017
MapleSim 2016.2
MapleSim 2016